五十肩・四十肩が良くならない理由
腕を上げた時の痛み・腕が上がらなくなる・疼いて眠れない。など、四十肩や五十肩は様々な症状が出てしまいます。しかし、多くはレントゲンなどでも異常はなく、大半が湿布薬や痛み止めを処方されます。
他には電気治療や運動療法が良く行われる治療だと思います。
四十肩・五十肩の正式名称は肩関節周囲炎といい、肩回りの炎症全てをひっくるめた症状の事を指します。炎症が起きてしまうと痛みがでてしまいます。飲み薬や注射などはこの炎症を抑える為にありますが、対症療法の為、痛みが治まっても根本的な原因は変わりません。
また腕が上がらない期間が長くなると拘縮といい、肩の関節が固まってしまい、なかなか動かせにくい状況となってしまいます。その為炎症を抑えるのと、時期を見て関節を動かせていく施術の両方が必要となってきます。この運動療法の時期を間違えるとかえって症状はひどくなります。また、リラクゼーションサロンなどで闇雲にマッサージをしても症状が悪化する事も少なくありません。
五十肩・四十肩の症状について
肩の症状に関して細かく分類し、代表的な3パターンをご説明します。
- 肩関節周囲炎
代表的な五十肩四十肩の症状で、肩の動きとしては主に腕を上げる動作・腕を後ろに回す動作・つり革を持つ動作などが制限さる一般的な五十肩です。 - 上腕二頭筋長頭腱炎
上腕二頭筋とは力こぶの事ですがこの力こぶのアキレス腱のような場所が何度も肩の骨に擦れて炎症を起こします。これは症状も酷く夜間の疼きなどが強い為、睡眠不足になってしまう方も多くおられます。 - 腱板断裂
肩の筋肉の損傷で完全断裂・不全断裂があります。主には肩関節周囲炎と似たような症状がでます。違いは可動域の制限が少ない事です。鑑別が必要な為、当院でも鑑別して施術を行います。
四十肩・五十肩の原因とは
五十肩・四十肩は肩の炎症になりますが根本的な原因があります。名前の通り、40代~50代起きやすい為、この様な名前が付きました。
- 姿勢
デスクワークの方に起こりやすく、主に姿勢が悪い方に多く発症します。これは猫背姿勢が多くなると肩甲骨周りの動きが硬くなり、肩の動きが悪くなるためです。肩の動きが悪くなると肩の筋肉が弱ります。それ以外にも肋骨や背骨の動きも悪くなる傾向があります。実は肩を動かせるという事は非常に沢山の関節を動かせる事になります。肩の筋肉が低下し、老化してしまう事が原因となります。 - 運動不足
肩は人体で一番動く関節です。しかし日常生活において意識をしないと肩の関節は動きません。あまり動かせる事が少ないと、筋肉の老化が起こります。基本的に筋肉は動かせる事でしっかり血液が流れます。この血液というのは筋肉に栄養を運んでくれていますが動かせる事が少ないと筋肉への栄養も不足する為、筋肉が衰えて、肩の免疫が低下します。
この様に肩の関節や筋肉の老化が原因となるのですがちなみに昔は五十肩という名前しかありませんでしたが、最近は40代の方も増えてきた為、四十肩という言葉が出来ました。これはデスクワークや姿勢が悪くなった現代社会の一つの問題かもしれません。
当院では3段階に分けて施術を進めていきます。

五十肩の施術は、筋肉や関節の調整、痛みの軽減、可動域の改善を目的とした総合的なアプローチが求められます。整体や物理療法、そして自宅でのリハビリを組み合わせ、無理のないペースで肩の機能回復を目指すことが重要です。
当院では、施術後に自宅でできるセルフケアの指導もいたします。例えば、軽いストレッチや姿勢改善のアドバイス、また痛みがある場合は温めたり冷やしたりする方法などを教えることで、再発防止を図ります。
費用について
6,600円(税込) → 3,300円(税込)
保険施術は症状・自己負担額によって異なります。お気軽にお訪ねください。
〜5,500円(税込)
症状・自己負担額によって異なります。お気軽にお訪ねください。
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